未体験の方はご存知ないかと思いますが、和田師匠のギタークリニックは実にフランクな素顔の和田師匠と師匠を心から愛するファンによるアットホームなイベントです。以下は去る９７年１２月２０日（土）に行われた時の一部分の記録です。（私が書いているので私中心であることをお許し下さい。）

　いつもはギターカラオケをバックにした師匠の演奏とトークが中心なのですが、何故かその前回のクリニックでは珍しく課題曲なんかを決められ、私はもう一人、やはり熱心なファンのＤさんと一緒に「うんうん」と、いかにもやってきそうなしぐさをしておきながら、課題曲のカラオケＣＤ（ジェフ・ベック）を買って一回聴いただけ。　さらにこの日Ｄさんはナント仕事の都合で来られず！！　絶体絶命の私。しかも始まる前に、同好の士と言うべき「某女史」が店長さんに「ギター弾きたいって言ってる〜」とか余計なことを言うから、さらにピンチ！！　（よせばいいのに私はサインしてもらいたいがために、和田モデルギターＰＡＷ−７（後注：これは懸賞で当たる一年前に自分で買った方）をもって行っていたわけです。一応、約束らしき素振りを見せた、という責任感もあったし・・・・いざとなったら弾けるものを弾いてごまかそうかと・・・）

で、師匠が登場すると、いきなりこちらを向いて、

和田：ギター持ってきたか？　

うわあ、いきなり！　や、やばい・・・。